■◆■ こ の リ グ の 応 用 例 ■◆■

行かれようとしている釣り場の状態、時間帯、狙いたい対象魚によって応用下さいませ。
※ 見易いように、釣り糸の代わりに色付の糸を使用しています。
応用例(1) ヒラメDSリグ逆さま仕様

● 急な青物・回遊魚出現!この仕掛けのまま、すぐに表層を探りたい場合。

 
港や突堤でDSで探っていたのだけれど、急に目の前で青物や回遊魚がボイル!!そんな時には、ジョイントからスナップサルカンを外し、シンカーの冠につないで、DSの逆さまセットにしてキャスト!!青物の場合にはシンカーが着水して、一秒間にリール2回転位で引いてきますと、表層20cm〜30cmを泳いできます。 ワームは、飛距離は落ちますがシャッドテール・タイプ(尻尾がピロピロと泳ぐタイプに交換してもOK!。

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<逆さまセットでのワームの泳ぎ方動画>
★ マルチ・ジョイント + 6号Wフックに「エコギア グラスミノー (M)」のムービー(←クリック)
 ※ ボディの柔軟性が解ると思います。

 ★ マルチ・ジョイント + 6号Wフックに「エコギア グラスミノー (L) 」のムービー(←クリック)
 ※ Wフックの動きから、回転しているのではなく、左右に揺れていることが判ると思います。
※ これらのキャロライナ仕様と、市販のジグヘッドやテキサス・リグとのメリットの差は???

1)シンカーが引っ張られ無い為、飛距離が伸びます。
2)ワームのサイズを変えたい時に、この仕様においてはワーム交換のみで済みます。通常はワームサイズを変えれば、フックも変えなくてはいけないですが。
3)シンカーが着底してから、ワームが水底に到着するまでには4秒ほど掛かりますので、慌ててロッド操作に入る必要や、熟練した底取り感覚は不要となります。ジグヘッドでは、釣り場によっては着底と同時に根掛かりしてしまう場合も少なくないです。

 応用例(2) 当初から根掛かりポイントでの、根魚(カサゴ・キジハタ・・・)狙いの場合。または、ヒラマゴ狙いでもWフックでは、フックが根掛かりしてしまう水底の場合。

● 根魚の居付き場所も様々ですが、水深の有る場所ではDSで探り、水深が浅めだけれどWフックでは根掛かりする場合や、水底が海藻であるとか、浮遊ゴミが絡まって来る場合には、下図のオフセット・フックを使用してお試し下さい。

 水底が海藻であるとか、浮遊ゴミが絡まって来る水中状態では無いけれど、Wフックでは根掛かりするようなゴロタ石の水底で、ヒラマゴを狙う!という場合でしたら、針先を5mm程出したほうが針掛かりは向上します。

※ 根掛かりと言うと、岩や海藻への引っ掛かりをおもに連想しますが、ロストされた仕掛けによる根掛かりも非常に多いのです。そのロストされた仕掛けに引っ掛かっても、それに負けない為に、必要な強度のPEラインや、釣り糸を推奨しているのです。私自身、釣行毎にと言っても良いほど、ロスト仕掛けを海の中から回収してきます。(笑)



 


 針先を2mm程ワームに刺して隠しすと、根掛りには更に効果的。
 
応用例(3) 捕食されているベイトが、シラスのみという極小サイズ時に!(ジョイント無しで、Wフックのみ仕様)

● 岸際数メートルを、バシャバシャと回遊魚が小魚を追い回しているが、何を投げても無視される時には、捕食されているのが超小型シラスで、それ以外には見向きもしないというパターンが良くあります。そんな時には、ジョイントを省いた下画像でお試し下さい。ワームが小さく、6号シンカーで70m以上飛びますから、遠方にいる青物にも非常に有効です。青物は頭部に喰らいついてきますから、Wフックのみの使用でOKです。口の小さなイシモチに効果的です。ローリングしながら、魅力的な泳ぎをします。表層を探りますから、シンカーの取り付け方法は<応用例1でも2でも構いません)

 一見、ワームがWフックから簡単に外れそうですが、フルキャストでも全然大丈夫です。下の3cm程の極小ワームのグラスミノー(S)でも、Wフック8号、6号、4号の、どれでも取り付けられますから、対象が大物の時には4号フックの使用も良いでしょう。弓角をされている方は、一度このパターンでお試しくださいませ。フックが暴れないですから、バラシは少なく飛距離も同等レベルです。
※ 前述は、全てシンカーの後ろに、釣り糸 → 疑似餌 ということですが、餌釣りもやられるという方は、「釣り糸 → このシンカー → 釣り針+餌」というスタイルでも応用してみて下さいませ。