ヒラメ釣りのブームの今後
 私がこの釣りに、初めて友人(キス釣りのみ。ルアー歴い無し)を誘って釣行した、今から10年以上前、その友人がソゲながら真昼間に5枚の釣果があり、「カルチャーショックぅ〜!!」と狂喜乱舞しているのを見て、私は(この釣りは、必ず受け入れられる!!)と確信したのであります。
 なんせ、友人がいつも行く同じキス釣りポイントであって、そこで彼がヒラメを釣った経験が無かったのですから。

 が、それ以後今まで試行錯誤を続けながら、時には(日本海で通用しても、果たして太平洋側のこの地域や鹿島灘では、この仕掛けはしっくりきているのかなぁ〜?捨糸はこの太さ、この長さでサーフで、問題は無いのかなぁ〜?)等、シンカー、ジョイント、フックだけでなく、釣り糸、ラインの結び方などについても、あれこれ苦闘の百戦錬磨。

 現状、この釣り初心者の釣果実績も数多くなり、ヒラメの基本はほとんど変わらない、基本は変えなくても良いという結論に行き着いた訳です。

 ただ、おかっぱりヒラメ釣りの「釣りとしてのブーム」は、ここ3年ほど前からぐぐっと注目が集まりだし、このブームは更に加速するのではないかと思っております。

 で、私がフライフィッシングに夢中な頃、私の故郷の川の高原川・蒲田川もブームになったことがあり、ものすごいフライフィッシャーが押し寄せましたが、そうなると当然釣り人が多く、釣りにくくなり(入る隙間さえ無くなり)ますし、結果的に釣果も落ちてきます。狭い川ですから余計にそうです。

  それでもはやり、安定的に釣果を上げる釣り人はいるものです。ここでテクニックがものをいってくるのですね〜。キレイに遠投でき、通常の人では手の届かないところ、攻めにくいところもキッチリ探ることができる人が最後には有利になるのですね〜それがテクニックというものでしょう。

 で、今後のおかっぱりヒラメ釣りも同じ道をたどると思うのですねっ。私がフライフィッシングで経験したように、おいしいポイントは釣り雑誌等で紹介され、皆がこぞって押し寄せますし、そして探り倒しますわっ。(笑) 

 特にサーフの場合は、誰もが似たような飛距離で探り、探る人数だけが飛躍的に増えれば、当然ながら反比例して自分への割り当て釣果(チャンス?)も減ってきますよねっ?(笑)

 まぁ、そんな時にですよっ、どうするか?ということです。 そう!通常の人の手の届かないところまで探れれば、自分の釣り場面積(探り面積)自体を広げられるわけですから釣果確立も上げられる!!

 ですよねっ?しかも他人が攻めた後でも、その更に先を探れれば先行者がいてもそう落ち込むことも無いですよねっ。

 なもので、ここのところの私はどちらかと言うと遠投志向なのです。ただ遠くに投げようと言うことだけでなく、むしろ強風がある時など仕掛けに重さがあれば、通常の人が届かない所、探れない水深の有る所まで探れるということになりますよねっ?

 ですからこのヒラメ釣りブームも加熱した時に、最後に誰が有利か?というと、他人が探れないところを探れる人!こうなると思うのです。探れない場所と言うのは、飛距離だけでなく、水深、根掛かりポイントも攻略できる人ということになると思うのです。ヒラメがいるのは、砂地サーフだけではないですからねっ。 

 私はフライフィシングのブームの経験から、このヒラメ釣りも最後には同じように「攻める場所を広く取れる人」が釣果確立が上がる =ブームが加熱すればするほど、必ずこのリグが有利になる!!

 当初からそう確信しているのです。いずれはこのリグが未常識から常識だと認められるはず、、、と思っているのは、そのようなうフライフィシングブームの経験値からなのです。

 このリグを、いくつもあるヒラメ狙いの、ほんの一つの仕掛けと判断されても構わないですが、今後更にブームが加熱した時に、本当のこのリグの威力が解ってもらえると思っているのですよっ。