< 通常のキャスト方法 >
通常のルアーの場合、竿先を曲げてキャストし、時計の12時以前に最も力が入るのが普通です。ライン(赤線)と竿の湾曲の仕方・部分を下図と比較し、ご注目下さい。
    <ヒラメDSの場合 > 
この釣法の場合、ワームからシンカーまでの長さが少なくとも80センチ以上有り、それをキャストするということになりますとこのような方法がベスト。
 コツは、剣道の面を打つ要領、 竿の胴を、時計の12時あたりから利き手を前へ押し出し、竿尻りをおへそ側に引くような要領な感じがGOOD!
 
点線は、竿先の動き

キャストについて

 キャストについては、基本的に投げられればどのような投げ方でも、飛べばいいのですが、下図のように心がけてキャストすると、同じ力でキャストしても15%UPの飛距離とシンカーの沈下速度が早くなりますので、一度やってみてください。仕掛けの飛び方が、野球で言えば、放物線を描くホームランでなく、ライナー性のホームランという感じでしょうか。思ったところに投げられ、風の強い時など特に有効です。
 このキャスト方法は、フライフィシングのロッド操作とほぼ同じでして、竿先が時計の12時を越えた後も、竿先をそのまま前方へ押し出すようにキャストします。どちらかといえば、手首で竿の先を曲げてキャストするというより、竿の胴辺りを曲げてキャストすると言うような感じになります。
 この方法を取りますと、上記に述べましたように、飛距離が同じ力での伸び、楽チンなのです。そしてシンカーが着水時に「ボッチャン!」と、しぶきと大きな音を立てて着水するのではなく、丁度水泳の高飛び込みの選手が水面に入るときのように「ズボッ!」とすばやく、勢い良く、水しぶきを立てずシンカーを入り込ませることができるのです。
ヒラメDS 未常識のヒラメ釣りメソッド